星出し表

1949年12月6日から2005年12月31日までの星出し表が出来たのですが、ファイルが重いので、上下動させるのが大変だと思います。

一応、ファイルを2分割して、少しでも軽くできればと思っておりますが、どうでしょうか?

見方は、左から順に、まず生年月日、そして、日干支、日干支透出干、月干支、月干支透出干、年干支、年干支透出干、天中殺の種類が羅列してあります。

ですから、この表からは天中殺の種類が分かるぐらいで、後はこの干支暦を使って星出しをする方法を後日書き足しますので、お待ちください。

ただ、天中殺が分かっただけでも、随分と便利だろうと思います。

天中殺が分かると、いつ、どういう人間関係から災いが来やすいのか分かるからです。

今年の天中殺の期間は別タイトルですでに掲載してありますから、参照してください。

とにかく、あれもこれも、順繰りに説明していかなければなりませんが、とりあえずは表からご自分の日干支、日干支透出干、月干支、月干支透出干、年干支、年干支透出干、天中殺の種類を知っておかれてください。

星出し表は、以下のアドレスから、私の公開ページに入り、ファイルをダブルクリックするなり、ダウンロードするなりしてください。

http://pub.idisk-just.com/fview/PsJ0Fo5l5SsnEtZ-h9FRUny-IkYlQx8S3VWD6qxa9guWStZ0DmqRTGtFrccOXRHK

※上記アドレス(URL)をクリックしても正しく表示されない場合
 メールソフトによっては送信時にアドレスの途中で改行され、
 クリックしても内容が正しく表示されない場合があります。
 その場合は、改行の前後にあるアドレスの文字をそれぞれコピーし、
 ブラウザのアドレスを指定する欄に貼り付けて、
 つなげてお使いください。

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星出し表を公開します

今まで星出し表を非公開としていましたが、皆さん方の星出しのご要望に対応できないのが現状ですので、公開するようにします。

少し時間が掛かるかも知れませんが、いずれ星出し表を掲載しますので、お待ちください。

それに伴い、簡単な星の見方、意味合いも徐々に載せていきたいと思いますが、時間と根気が続くかしらと一抹の不安が……

しかし、自分の星が分かるということは、自分で自分のバランスのとれていない実態を知るということであり、自分を知るということは、おおらかな自分の本来の姿に回帰する切っ掛けになるわけですから、ご自分でご自分を理解していく必要があるわけで、そのための材料出しを私自身のライフワークにしていきたいなと思っています。

それはまた、自分の片寄りをただす方法でもあるわけですので、皆さん方から見れば、何かどこかに頭を打ち付けて、「無始よりこのかた 貪䐜痴の煩悩にまつわれて 身と口と意とに造るところのもろもろの悪業をみなことごとく懺悔したてまつる」気持ちに今のところはなっているようだが、続くかなと……軽い気持ちで見ていてくれれば結構です。

それと、申し訳ないのですが、心配事とか悩みがことさらにない方には、私の方にはご返事できる時間が捻出できませんので、失礼してしまうことになりそうですので、この場を借りて謝罪申し上げます。

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調舒星について(1)

まず人間関係で問題が出やすい調舒星(ちょうじょせい)についてお話ししましょう。
算命学では人の身体に8個の星が乗っていると見ます。
そのうち、頭と胸とお腹と左手、右手の5カ所には、十大主星と呼ばれる星のうちのどれかが乗り、左肩、左足、右足の3カ所には十二大従星と呼ばれる星のうちのどれかが乗ってくるわけです。
十大主星には貫索星(かんさくせい)、石門星(せきもんせい)、鳳閣星(ほうかくせい)、調舒星(ちょうじょせい)、禄存星(ろくぞんせい)、司禄星(しろくせい)、車騎星(しゃきせい)、牽牛星(けんぎゅうせい)、龍高星(りゅうこうせい)、玉堂星(ぎょくどうせい)の十種類があり、それぞれにその星世界独特のムード、エネルギーがあり、ものの捉え方、考え方、行動に多大なる影響を与えていると見ます。

算命学の場合、生年月日(太陽暦の生年月日を明治5年以前の太陰太陽暦=干支暦に置き換えたもの)を見ることで、その人の本質をつかんでいこうとします。
例えば、生年干支が辛亥(年支透出干が壬)、生月干支が癸巳(月支透出干が丙)、生日干支が辛亥(日支透出干が壬)であれば、ここから人体星図を割り出していくわけです。

人間を捉えるときに、まず大切なのは日干です。これは肉体と精神のバランスを取るものとして大切に扱っているのですが、日干というのは日干支の天干の部分(干支の上部分)です。この人は辛(かのと)で出ているわけです。
干支の「干」は目に見えない精神・無形です……樹木に譬えれば「幹」部分です。
干支の「支」は目に見える現実・形です……樹木に譬えれば枝葉の部分です。十二支というのは現実なのです。

ちなみに、天野みきというペンネームは天干(てんかん、天の幹)から来ています。自分の生き方を鑑みたときに、なかなか難しいけれども、地上欲、現実欲から離れて、天の気、陽の気、精神的な生き方のお筆先になれたら、という想いから名付けたものです。
しかし(陽×陰=陰)……精神的な生き方が好きな人は、現実欲が勝っている人と出会えば、どうしても暗くなり、陰的になる。
落ち込んで、陰的になるならば、却って、精神的に苦しんでいる人、病気の人、悲しみの世界に入っている人の中に分け入って、力づけていくことで、自分も活性化していきます。(陰×陰=陽)の世界です。
まさに「情けは人のためならず」……運命の世界はおもしろいものです。
また、元々陽的な人は、現実欲から離れた大自然(陽的世界)の中に入れば(陽×陽=陽)で活性化して来ます。

(陰×陰=陽)……経済人でも、政治家でも、地上欲・現実欲の強い人は、同じような人と出会って揉まれて、活性化し、陽的になる。
今、選挙戦に入っていますが、候補者の皆さん、元気がよいこと、この上もない。
動乱期(陰の時代)に女性が強いのも同じ事。

話を戻しましょう。
例題の男性は日干が辛(かのと)です。
肉体と精神のバランスを取る心が辛の形をしているわけです。
心が辛……宝石のような心で、プライドが高く、気高く、特別意識があるわけです。
そして、人生の進み方が孤高です。
 ですから、苦しんでいることや悲しいことがあっても、なかなか人に相談できない、打ち明けられない。
だから、孤立する。
 何でも一人で解決しようとするし「他に迷惑を掛けないで、自分で処理しょう」という感じになる。そういう心を持っているということです。

この日干がどんな種類であっても、日干から見て、洩気の世界……気が洩れていく世界で、陰陽違いの場合に調舒星という星が出てくるのです。
先程、「逆縁の縁」に出てきた男性の陰占(太陽暦の生年月日を明治5年以前の太陰太陽暦=干支暦に置き換えたもの)を見ると、生年干支が辛亥(年支透出干が壬)、生月干支が癸巳(月支透出干が丙)、生日干支が辛亥(日支透出干が壬)であるとやりました。
つまり、五行説に則ると、金生水となりますから、日干・辛(金性)から見て、洩気の世界は水性の世界です。
日干から見て、年支透出干と日支透出干が壬(みずのえ、水性)となっており、なおかつ、日干とそれぞれの透出干が陰陽違いになっていますので、これは調舒星という星になります。
そうすると、この人は左手と右手に調舒星を持っているということになります。

ちなみに、日干が甲(きのえ)であれば、丁(ひのと)が出てくれば調舒星になります。日干が乙(きのと)であれば、丙(ひのえ)が出てくれば調舒星になります。日干が丙(ひのえ)であれば、己(つちのと)が出てくれば調舒星になります。日干が丁(ひのと)であれば、戊(つちのえ)が出てくれば調舒星になります。日干が戊(つちのえ)であれば、辛(かのと)が出てくれば調舒星になります。日干が己(つちのと)であれば、庚(かのえ)が出てくれば調舒星になります。日干が庚(かのえ)であれば、癸(みずのと)が出てくれば調舒星になります。日干が壬(みずのえ)であれば、乙(きのと)が出てくれば調舒星になります。日干が癸(みずのと)であれば、甲(きのえ)が出てくれば調舒星になります。

「逆縁の縁」に出てきた男性に話を戻すと、調舒星が出てきた場所の意味合いを言えば、左手は現実行動のスタートの場所。右手は現実行動のまとめの場所なのです。
そして、調舒星は反発反抗心が強く、気むずかしがり屋で孤独の星です。完璧主義者で、感性が鋭い人なのです。
物事のスタートと結果の場所に於いて、孤独になるわけですから、芸術・風流・精神世界でないと、なかなか難しい。大勢で仕事をやっていくのに向いていないわけです。
(この続きは、また後日に)

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天剋地冲について

●夫婦間の天剋地冲
 天剋地冲というのは、離反干支と言うぐらいで、元々仲はそんなに良くなく、何か現実的なものが二人の間に介在していて、それがあるから夫婦をやっているというカップルが多いです。
 で、この天剋地冲の形というのは、二人の宿命の日干支・月干支・年干支のうちのどれかで、干の方が相剋になっていて(具体的に書くと、甲と戊、甲と庚、乙と己、乙と辛、丙と壬、丙と庚、丁と辛、丁と癸、戊と壬、己と癸の組み合わせのうちのどれか)、しかも十二支同士が対冲(正反対の十二支の組み合わせで、共通干支の項を参照)になっているものです。

 この天剋地冲の関係が、夫婦の宿命の星同士で成立しますと、余程、人間が出来ていない限り、片方が片方の星を壊す関係ということになってしまいます。
 どういう現象で出やすいかというと、普通は一家の中で夫婦は目的を一つにし、夫は精神的な舵取りをするのが役割、妻は現実面でそれを大いに盛り上げていくのが役割と、それぞれ役割分担があるわけです。
 天剋地冲の関係は、夫婦のその役割を壊してしまう形になって出やすいわけです。
 これは壊す側と壊される側に分かれてしまいます。
  どちらが壊すかというと、干の方は「五行相剋」の「木は土を剋(こく)し(=壊し)、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋す」という法則通り、甲は戊を剋し、戊は壬を剋し、壬は丙を剋し、丙は庚を剋し、庚は甲を剋し、乙は己を剋し、己は癸を剋し、癸は丁を剋し、丁は辛を剋し、辛は乙を剋すわけです。
  ですから、剋す方が勝ち残り、剋される方が負けるわけですが、実は、夫婦における天剋地冲は、おもしろいことに、勝った方が犠牲を払わされる形になります。
  負けた方が役割を担えず、駄目人間になりやすく、勝った方が「あの人はよくやっているね。頑張り屋さんだね」と周囲から言ってもらえるけれども、実質、もう1人がやるべき役割をもこなしていかなければならなくなるわけです。
  それを指して、犠牲を払わされると言っているわけです。
  ですから、妻の星が夫の星を壊す形だと、夫が現実面でのゴタゴタに振り回されて、精神的な舵取りとか、陽の役割(対社会での仕事とか役割)が出来なくなってしまうわけです。
  これを妻側の「陽の犠牲者」という言い方を算命学ではしています。
  要するに、妻が精神的な舵取りから、全てのことを一切合切やらなくてはならなくなるのです。
  つまり、妻がけなげに良くやっている形になって、夫側が駄目人間を演じさせられてしまう……そういう星の組み合わせになっているということなのです。
  そうなると、当然「私はよくやっているのに比べ、あの人は……」となって、「別れよう」「離婚だ」とゴタゴタして来やすい組み合わせなのです。
  ですから、こういう星の組み合わせの場合は、結婚前ならば、どちらかというとストップを掛けるケースが多くなるわけです。
  後で出てくる共通干支を壊すのも、この天剋地冲(後天運で回ってくるものも含めて)ですから、世の中の離婚ケースにおいて、相当のウエートを占めているのです。
  結婚の占技について詳しく知りたい方がどれぐらいいるかは分かりませんが、その辺をちょっと知りたいこともあって、希望者は天野みき宛て(amanomiki@nifty.com)にメールをください。
  お返事は出来ないかも知れませんが、どのぐらいの人が「結婚占技」を知りたがっているのか、知っておきたいですから。

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共通干支について

●共通干支
 共通干支というのは、律音、納音、大半会のこの三つの形が、夫婦になる二人の間に成立しているのかどうか……これが問題なのです。
  実は二人の間で、この共通干支があるのかないのかが、結婚に至る縁の有る無しになります。
  または、結婚の形の優秀度は分かりませんが、共通干支があることで、結婚という共同事業を営む上で、強い絆で結ばれて、それが出来るのか、そうでないのかということになります。
  夫婦の宿命三柱(年干支・月干支・日干支)を見た時に、片方が必ず日干絡みで、この律音・納音・大半会が成立した時に、「共通干支がある」と見ます。
  律音(りっちん)というのは、同干同十二支……要するに、全く同じ干支が、二人の宿命の日干支・月干支・年干支のうちのどれかで成立している形を言います。
  納音(なっちん)というのは、二人の宿命の日干支・月干支・年干支のうちのどれかが、同じ干でありながら、十二支が正反対の組み合わせになっているものを算命学では言います。
  十二支の正反対の組み合わせというのは、子と午、丑と未、寅と申、卯と酉、亥と巳、辰と戌の組み合わせのことで、これは十二支円盤で、正反対に位置する十二支同士です。
  大半会(だいはんかい)というのは、二人の宿命の日干支・月干支・年干支のうちのどれかが、同じ干でありながら、十二支の組み合わせが、申と子と辰のどれか……子と申か、子と辰か、申と辰の組み合わせである。または、同じく同じ干でありながら、十二支の組み合わせが、寅と午と戌の組み合わせのうちのどれかである。或いは、巳と酉と丑の組み合わせのうちのどれか、或いは、亥と卯と未の組み合わせのうちのどれかが成立している形を言います。
 で、この共通干支が互いの宿命の中で成立すれば、縁がある、絆が強いということになります。
 で、共通干支が出てこないということは、絆が固い、堅固であるという形ではないのです。
 
 ですから、お互いの宿命を見て、この共通干支の三つの形のうちの一つでも成り立てば、もう「縁がある」という答えで良いわけです。
 但し、共通干支というのは、縁が強いのか、そうでないのか、或いは、絆が強いのか、そうでないかを言っているだけですので、結婚生活の中身が幸せになるということまでは言っていませんから、お気を付けください。
 共通干支があるから、幸せな結婚を必ずするんだという風には成りません、ご注意ください。
 結婚生活の中身、内容は、陽占の西方五行の持ち合いと、行動領域の重なり具合で見れるわけですから、ご注意ください。
 ぶんか社の漫画「天野みき鑑定ファイル」のフアンで、ぜひ「結婚占技」の見方、捉え方を知りたいという人が多ければ、そのうち講演会でもやって、不幸な結婚にならない形をお伝えしたいとも思っているのですが、そんな方はあまりいらっしゃらないでしょうね。
 それから、もう一つ、共通干支にはスクランブル共通干支というのがあります……羅状干支とも言っていますが。
 スクランブルというのは、天地を崩すということで、干と支をバラバラにして、その上で、相手の干支と律音、納音、大半会になるのかどうかを見るということです。 但し、陰干は陰支に、陽干は陽支に重ねます。
 しかし、この羅状干支も二人の間に共通した天干がないと成立しません。
  この羅状干支の考え方は、算命学独特のものです。
 干と支をバラバラにして、共通性(大半会・律音・納音)を見るのです。

 但し、共通干支は同干ということが条件になっていますから、同じ干がなければ、共通干支は出てくるはずがありませんから、分かりやすいと言えます。
 このスクランブル干支が成立することで、縁が出てくるということになりますから、共通干支を探すときには、気を付けて、スクランブル干支も探して欲しいわけです。
 律音、納音、大半会の組み合わせであれば、どれでも構わないわけです。
 この律音、納音、大半会は密着干支と呼ばれるだけあって、引力が強いですから、そう簡単には壊せない組み合わせになりますので、四、五年経てば、ほとんど離れなくなる感じです。
 で、中には共通干支を持っているのに離婚するケースがあるんですけれども、これは余程、普段から意志疎通をしてこなかったか、現実欲が強すぎた結果の離婚という捉え方で間違いないと思います。
 心の結び付きがあったんだけれども、現実欲との絡みで離れてしまったという感じですね。
 共通干支がある夫婦と、共通干支がない夫婦との、離婚する際に費やすエネルギー量というのは雲泥の差があるということです。
 共通干支がない夫婦であれば、いくら結婚していても、大喧嘩をしたときには、どうなるか分からないところがあるわけです。
「互いの引力が強くて、その間柄が大変強固だ」とは言い難いところがありますから。
 逆に、共通干支がある人達の離婚劇というのは、泥沼化しやすいということですし、離婚した後も、いろんな気を引きずる形ですから、それを振り払って自由になるのに、またまたエネルギーが必要になるということになります。
 ですから、縁を一回結んだら、もう縁を切れないような約束事として、共通干支を捉えているわけです。
 
●年を取ってからの結婚
 それから、四、五十を過ぎて、年を取られてからの結婚というのがありますが、この場合は、共通干支がなくても温和にやっていく方々が多いです。
 年がいってからは密着がない方が、却って、すがすがしくて互いに思いやれる部分があるということになります。
 共通干支については、これは若者用だという風に理解しておいてください。
 二十代、三十代で、自意識が強くて、人間の互いに支え合う意味合いが分からない人達用の技術、という言い方もできます。
 共通干支を持っていなくても、五十、六十になれば、普通、偕老同穴(かいろうどうけつ)のように、共に人生を歩んでいくんだという意識を本来、強く持っていなければいけないということにもなるんですが。
 しかし、物書きでも段々流行作家になっていくと、中には畳の張り替えよろしく、奥さんを変えてしまうという人も結構出てきたりします。
 下積み持代、共に苦労してきた、或いは男性側には志だけがあって、現実経済が全くない時に、奥さんにぶら下がるようにして経済的に助けられてきたはずなのに、自分の運気が上昇してくると、今の周りからちやほやされる立場に相応しい奥さんということで、若くてきれいな奥さんを貰うというケースがよくあります。
 糟糠(そうこう)の妻を捨ててしまうわけですが、「後漢書宋弘伝」に「糟糠の妻は堂より下さず」という言葉があります。
 貧乏時代から連れ添って、共に苦労をして、共に歩んできた妻というのは、夫が立身出世した後も、家から追いだしてはあきませんぞ、ということなんですが、大体五、六十歳ぐらいの年齢になれば、お互い相手の存在というのは空気みたいなもので、いるのが当たり前で、だから普段は意識しないんだけれども、居なくなると突然、息が出来なくなって、こりゃ大変だわいとなるという存在なわけです。
 ですから、これぐらいの年齢になると、互いに男女を意識せずに、男女の仲良しが、戦友みたいに共に暮らしているというお話になってくるわけです。
 若い時の結婚生活というのと、ちょっと質が変わってくるわけです。
 ということで、共通干支は、若造用の条件ということです。
 年を取ってから一緒になる間柄では、お互いに守護神を持ち合わせているというのが一番宜しいんじゃないかと思います。
 守護神を持ち合わせていて「何となく良いんだよね」という間柄というのが一番宜しいんじゃないんでしょうか。
 ですから、この結婚占技というのは、未熟者にとって大変大事な技術なんだと捉えていただければ宜しいと思います。

 共通干支がない夫婦の最大の欠点というのは、秘密が出来てしまうということです。
 密着性が薄いので、どうしても秘密が出来てしまう……或いは、事後報告の形になって「そんなこと聞いてないよ」という形で問題が出てくることになるわけです。
 相談しながら、一歩ずつ積み上げていくことが余りない形になりがちなわけです。
 ですから、逆に共通干支がない御夫婦は、特に気を付けて、相談しながら、物事を一緒に積み上げていってくださいよ、ということになるわけです。

 共通干支がある夫婦というのは、特に相談という形を取らなくても、何となく分かり合って「丁度よかった、私もそうしたかったの」ということになることが多いんですけれども、共通干支がないと、そういう風になることが少ないですから、ご注意を、ということになります。
 共通干支がないと、勝手にやってしまいがちだということですね。
 この技術は、先程も言いましたように、未熟者用ということですから、適齢期に来ている若い方々には、是非使ってやってください、ということです。
 先々のことを考えるならば、この結婚占技を使って娶せるべきだと思います。敢えて不運を背負い込む必要はありませんので。

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従生財格について

 「あな怖」の「壊し合う愛」に登場した沙也さん(仮名)は、庚申年の丙戌月の丁丑の日に生まれています。

 太陽暦と違い、干支暦では数字的な暦部分以外に、その年・月・日に生まれた人に共通した気を所有し、特徴的な意味合いを持っていると捉えます。
 特に大事なのはどんな日に生まれたかと言うことで、この人は丁(ひのと)の日に生まれているわけです。
 これを日干(にっかん)と言います。四柱推命では日主とも言い、肉体と精神のバランスをこの日干(日主)が取っていると見るわけです。
 この日に生まれている人は、大自然の気を吸収し、神の声を聞くパイプの形が丁(ひのと)であるということです。
 丁火とは、地上の自然の中の形としては、灯火、ロ-ソクの火であり、薪の火であり、焚き火の火の形をしているわけで、そういう気を強く持っているということなのです。
 ですから、周りのものをどんどん炎の中に巻き込んでいく動き、形を取ります。
 算命学では、これを動形と言います。地上での動き、形ということです。
 ですから、この丁火を日干で持つ人というのは「自分のペ-スに周囲のものを巻き込み」ます。
 必然的に「自分の範囲に入ってきたものとだけと仲良くして、離れていく奴は知らないよ」という動き方をします。
 自分の身内を大切にし、友人、仲間を大事にするという、要するに、自分の範囲の人間、ものを非常に大切に扱います。
 ですから、そうでない生き方をしていると、本来の生き方から逸れて、自分の人生が陰転してくるということで、これは基本的な運命の改良法、開運法、処世法ということになります。
 この人の肉体と精神のバランスを取っているのが「丁」であるということが分かりましたが、これは木火土金水の五行に分類すると、火性になります。
 日干以外の宿命六文字を五行分類すると、庚申は庚も申も金性です。丙戌は丙が火性、戌が土性、丑も土性です。
 そうすると、この人の宿命六文字を見ると、五行のうちで、火性と土性と金性しかないわけです。
 これを日干中心で捉え直すと、火性である日干から気が洩れて、土性になり、それがやがて金性になる……火生土、土生金だけの宿命ということになります。
 この宿命の形を従生財格(じゅうしょうざいかく)と言います。
 自分が好きなもの、大切に思うものに熱中し、命懸けになると、いつの間にかお金になっている、財運に恵まれるという形です。直接望んだわけではないが、財を掴むと言うことです。
 ですから、お金目的の人生、名誉目的の人生では失敗するということなのです。
 虚心に、好きなものを追求していく心が大切なのです。
 自分も楽しめ、そして、他人をも楽しませることが出来るものにどんどん熱中し、好きこそものの上手なれではないけれども、どんどんその分野で頭角を現して行くと、いつの間にか財を掴んでいる。
 こういう星の人には、舞台のためなら命懸け、親の死に目にも会いに行かないとかの芸人さんや、自分の気持ちを作品にしていく物書きに多いです。
 とにかく、こういう人の運勢上のポイントは、好きなものや趣味に熱中し、その分野を究めていくことなのです。
 それがなければ、人生不満だらけで、くすぶり続けるだけになってしまいます。

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もうちょっと算命学

こんにちは、天野みきのブログにようこそ。

ぶんか社のマンガ隔月刊誌「あなたが体験した怖い話」に掲載されている「占星師・天野みき鑑定ファイル」で書ききれなかった算命学の鑑定部分について、随時このブログで解説の追加をしたいと思っています。

以前からマンガではなかなか鑑定の全貌をお伝え出来ず、さりとて文字ばかりではマンガ家さんにも読者の方にも負担になってしまうというジレンマをかかえていましたが、「買ったその日にすぐデビュー」というキャッチコピーに誘われて、ソースネクストの「いきなりブログ」を購入してみました。

算命学の場合、鑑定の前の「星出し」という作業や、かなり難解で特異な語句が理解の妨げになってしまい、マンガではなかなか描ききれない部分が毎回ありましたが、こういう形でなら「ヘビーな占いファン」の期待にも応えられるのでは、と考えています。

今まで「どうしてそういう鑑定になるの」と思っていた方、「もっと鑑定の根拠を詳しく知りたい」と思っていた方達の疑問に、応えていきたいと思っています。どうぞ楽しんでいって下さいね。

ただ、極楽とんぼの性格なので、更新が間遠になるかもしれません。そこのところはごめんなさい。

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